科学技術イノベーションの成果を先端医療に応用していくためには、それが安全で有効であることを担保する「レギュレーションのイノベーション」を同時に起こしていく必要があります。そのようなイノベーションとレギュレーションの相互作用を萌芽的技術発生の初期段階から進めていくための「社会システム: システム・オブ・システムズ(Society 5.0)」を考えるシンポジウムです。
時間 | 演題タイトル | 座長/講演者 | 所属 |
13:00-13:10 | 開会のご挨拶 | 三谷 啓志 | 東京大学大学院 新領域創成科学研究科長 |
13:10-13:15 | シンポジウムの狙い | 加納 信吾 | 東大新領域 メディカル情報生命専攻 |
セッション1 | 技術予測・データ・レギュレーション | 座長 加納 信吾 |
東大新領域 バイオイノベーション政策分野 |
13:15-13:30 | イノベーション支援のための技術予測 | 赤池 伸一 | 科学技術・学術政策研究所, STI Horizon編集長 |
13:30-13:45 | レギュレーション支援のための科学技術サーベイ | 加納 信吾 | 東大新領域 バイオイノベーション政策分野 |
13:45-14:00 | レギュレーションにより生まれる医療ビッグデータとその利用 | 野島 正寛 | 東大医科研 先端医療開発推進分野 |
14:00-14:15 | 研究開発のリソースとしての医療データの活用と倫理・法 | 井上 悠輔 | 東大医科研 公共政策研究分野 |
セッション2 | 生命倫理・知的財産・薬事審査のルール連鎖 | 座長 佐藤 智晶 |
青山学院大学 法学部 東大公共政策大学院 |
14:15-14:30 | 萌芽的技術をめぐるELSIの議論の役割 | 武藤 香織 | 東大医科研 公共政策研究分野 |
14:30-14:45 | 萌芽的技術出現から特許審査基準整備に至るプロセス | 松岡 徹 | 特許庁 審査基準室 |
14:45-15:00 | 萌芽的技術と薬事規制 | 高江 慎一 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 |
パネル議論1 |
3つのルール間の連携とルール組成のタイミング | (セッション1・2の参加者) | |
15:00-15:20 | 特別参加パネリスト | 黒河 昭雄 | JST 社会技術開発研究センター |
15:20-15:30 | 休憩 | ||
セッション3 | ルール組成のためのルールの必要性 | 座長 中野 壮陛 |
公益財団法人 医療機器センター |
15:30-15:45 | ガイダンス作成のためのガイダンス | 佐藤 智晶 | 青山学院大学 法学部 東大公共政策大学院 |
15:45-16:00 | Development Toolのルール組成プロセス | 加納 信吾 | 東大新領域 バイオイノベーション政策分野 |
16:00-16:15 | 薬事規制と技術標準のインターフェイス | 中江 裕樹 | 特定非営利法人 バイオチップコンソーシアム |
セッション4 | 新技術の迅速な利用を議論する新たな場の構築 | 座長 林 裕子 |
山口大学大学院技術経営研究科 |
16:15-16:30 | 日本に求められる境界組織の機能 −HESIを参考に− | 関野 祐子 | 東大大学院 薬学系 |
16:30-16:45 | 新技術の利用を促進するシンクタンク機能 | 中野 壮陛 | 公益財団法人 医療機器センター |
16:45-17:00 | ウィルス療法におけるイノベーター/レギュレーター・コラボレーション | 長村 文孝 | 東大医科研 先端医療開発推進分野 |
パネル議論2 | ルール組成の必要性を議論する場の要件 | (セッション3・4の参加者) | |
17:00-17:20 | 特別参加パネリスト | 俵木登美子 | レギュレーション・スペシャリスト |
17:20-17:30 | 閉会のご挨拶 | 村上 善則 | 東京大学 医科学研究所長 |
18:00-19:30 | レセプション | 於:近代医科学記念館(医科研内) |
事務局: sfair[at]bioip-lab.org
東京大学大学院 新領域創成科学研究科
メディカル情報生命専攻
医療イノベーションコース
バイオイノベーション政策分野内